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頭がいい人、悪い人の話し方の違いとは?① ~その言葉、SNSで発言する前に要確認かも~

こんにちは。テレワークが増えてzoomなどで発言する機会も増えてきました。

また、仕事の進捗をSNSであげたりすることも多い昨今。

やりとりが楽になった反面、身振り手振りを使わず、文章、映像や画像だけでコミュニケーションを図るのは意外と難しく、相手に思った通りに伝わっていないかもしれません。

 

メールや、SNSのメッセージで素早く大量に情報のやり取りができてしまう昨今、リテラシー(ネット上のマナー)を気になさる方も多いですが、逆に、ちゃんと実際、現実で会ってみたときのお作法が手薄になっていませんか?せっかく、お互い貴重な時間を共有するのですから、良い時間になるようにコミュニケーションしていけたらいいですよね。

 

今日は、人と会話する時のお作法、マナーについて、結局、いろんな人がいろんなことを言うけれど、いったい誰のいうことを聞いたらいいの?という方向けに、一つの参考として、現代文の講師が上梓した「頭がいい人、悪い人の話し方 (樋口裕一/著 PHP新書)」より、学びのある一説(一部脚色、追加しています)をご紹介いたします。

私もかつて樋口先生の授業を受けていた身です。独自の切り口で歯切れの良い文章が痛快ですので、ぜひ本書をお手にとってご覧くださいませ。

なお、著作権には十分に注意しておりますが、何かお気づきの点や気がかりな点などありましたら、お手数ですが、ご連絡ください。

 

(引用ココから↓)

 

 

1:「道徳的説教ばかりをする」

あらゆる事柄を道徳的な側面からだけ捉え、何かというと道徳的な説教をする人がいるものだ。「努力が大事」「真心をもって行動すれば、必ず報われる」「思いやりの心が大切だ」などと、ど誰もが反対できないようなことをいう。そして、がむしゃらにがんばれば物事は解決すると信じている。いや、信じているだけならまだしも、がんばることを人に押し付け、そうしない人間を非難する。いうまでもないことだが、実際の出来事は道徳の次元では動いていない。社員の気合が入っていないから商品が売れないわけではない。根性がないために、新しい開発が遅れているわけだけではない。そこには社会的事情がある。

-中略-

道徳は一人前になった人間に押し付けるものではない。人にはそれぞれの価値観がある。また学問や文学を道徳的にとらえられるものではない。そうしたことを、これらの人は理解できず、愚かさを人前にさらしているのだ。

【周囲の人の対策】

道徳的説教をするのは、ほとんどの場合、社長だったり、部長だったりと、目上の人であることが多いので、反論したり無視したりするのは難しい。したがって、これは黙って耐えるしかない。道徳的な説教をするからといって、その人が善人だとは限らない。妙に反抗しようものなら、、不道徳的な人間として排斥されてしまう恐れがある。このような人間を相手にする場合には、上手におだてて、みんなで腹の中で笑っておくしかない。そして、口先だけであわせて機嫌を取っておくべきだ。

————「頭がいい人、悪い人の話し方 (樋口裕一/著 PHP新書)2004年」より引用

 

これは、言い換えると、問題が起きた時についつい正論を言ってしまう状況も含まれそうですね。

「正論(せいろん)は、道理を説くについて正しいものであると評価する呼び方である。事実に関する議論や認識論について用いられることはあまりなく、ほとんどの場合が「**であるべきだ」という当為についての論である。そのため、論の対象は道徳倫理規範政策など、公共的な要素をもつものが多い。ゆえに、公共に資する論でなければ正しいとはされない。

実際の用法として多く見られるのは、多数が流されている状況に対する正しい少数派的意見、価値の多様化に対する堅くて古い感じのする常識意見、というニュアンスの評としての用法である。ただしこの種の範囲に限るわけではない。

問題に対する最適解ではあるが、現実離れしている場合に論者への指摘として用いられることが多い。」

(wikipediaより引用)

 

正論はあくまで最適解ですが、この正論を受け入れられるか否かは、受け取り手の、知性、教養レベル、性格によるかと思います。

ですが、価値観は千差万別に多様なので、もし人類共通の正論があるとしたら結局それは愛と調和といった、漠然としたものになってしまいます。ですので、正論を突き詰めていくのも大切ですが、方向性として現実的に解決できない場合も多いと思います。結局愛と調和のある聖人君子には今すぐなれませんものね。

あくまで私の意見ですが、正論を言いたくなった時には、正論を抱きつつも、まず時間の許す限り、カウンセリング(話を聞く、傾聴する)するようにしています。

例えば、とある社外イベントに備えて、いろんな部署の人間を絡めて仕事をするとき、必須なのはスケジュール管理です。ですが、締め切り期限を設けてやりとりをしているのに、「バタバタしてます!待ってください」というだけで、期限に遅れて提出する社員がいるとします。その時に「期限を守って動ければ、チームもお客様も最大限パフォーマンスを発揮できるから、期限を守って」と叱るのが正解でしょうか?正解かもしれませんし、的外れかもしれません。いずれにせよ、そもそもの原因は、遅れて提出した社員に聞いてみないとわかりません。聞いてみたら、「些細なことを先輩に聞けるチャンスがなかった。そもそも先輩自体がおらず、直属の上司だけで、上司はいつも出先で会社にいない。会社に帰ってきたら、仕事の指示をするだけで、私から質問しようにも、だいたい途中に先方から電話がかかってきて、いつも質問が尻切れになって終わってしまう。もうちょっと私の話を聞いてくれるだけでよかった」なんて言葉がでてきたら、上司のマネジメント方法を改善すれば、よさそうだと気付きますものね。

 

「正論で話が片付きそうにないなら、話を聞いてみよう、電話してみよう。

 だってコミュニケーションは大切だから。」

というのもまた正論。

皆さんはいかがお考えでしょうか?

 

 

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